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映画『Materialists』の監督セリーヌ・ソンが「誰かに贈る本」として選ぶ、愛についての心理学的名著

愛するということ

エーリッヒ・フロム(鈴木晶 訳)

「愛は与えられるものではなく、能動的に“行う”技術である」と説く、精神分析家エーリッヒ・フロムの不朽の名著。恋愛・結婚・人間関係の本質を問い直す一冊として、刊行から60年以上読み継がれている。

『Past Lives』『Materialists』の監督セリーヌ・ソンは、Bustleのインタビュー企画で本書を自身のお気に入りの一冊として紹介し、「人に愛について何かおすすめしてほしいと言われたとき、贈る本」と語っている。

推薦:Celine Song(映画監督・脚本家、韓国系カナダ人/米国)(Bustle「Celine Song Chats 'Materialists' & Reveals Her 4 Favorite Books」)

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推薦エピソード

マッチメイカーとしての実体験を基に「愛と結婚の市場価値」を描いた映画『Materialists』を手がけたソンにとって、本書はまさに作品の核心と直結する一冊だ。Bustleのインタビューで彼女は、本書が提示する理論について「愛は“与える”ものではない」という視点が興味深いと語っている。誰かから「恋愛について何か本を勧めてほしい」と言われたとき、ソンが実際に贈る本として本書を選んでいるという事実は、単なる知的好奇心を超えて、フロムの思想が彼女自身の人間関係や創作活動における実践的な指針になっていることをうかがわせる。「愛とは感情ではなく、能動的に取り組む技術である」というフロムの中心的な主張は、『Materialists』が描く、愛を損得勘定や市場原理から切り離そうとする眼差しとも深く響き合っている。

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