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二刀流で海を渡った大谷翔平が、渡米前から熟読していたと報じられる「積極的人生」の哲学書

運命を拓く(講談社文庫)

中村天風

日露戦争の諜報活動、死病からの生還、ヒマラヤでの求道──波乱の半生を送った哲人・中村天風が説く「心が一切を創る」という積極哲学の集大成。100年近く読み継がれてきた自己啓発書の原点的存在。

大谷翔平は、日本球界からメジャーへ渡る前から本書を熟読していたと複数のメディアで報じられている。二刀流という前例のない挑戦に挑む若者にとって、逆境の中でも積極的な心を持ち続けることを説く天風の哲学が、精神的な支えになっていたとみられている。

推薦:大谷翔平(プロ野球選手、ロサンゼルス・ドジャース)現代ビジネス「あの大谷翔平も心酔する、中村天風とは何者か」ほか複数メディアの報道

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推薦エピソード

現代ビジネス(講談社)の記事は、大谷が渡米前から中村天風の『運命を拓く』を熟読していたことに触れ、「タイトルは『運命を拓く』。二刀流をひっさげて海を渡る若者にふさわしい響きだ」と評している。著者の中村天風は、日露戦争で諜報員として満州に渡った後に不治とされた結核を患い、生きる意味を求めて欧米を巡るも答えを得られず、帰路に立ち寄ったインドでヒマラヤのヨガの聖者カリアッパ師と出会い、そこで悟りを得たという波乱の半生を持つ人物だ。「運命は自分の心が創る」と説くその積極哲学は、稲盛和夫をはじめ多くの経営者やアスリートにも影響を与えてきたことで知られる。前例のない環境に飛び込む決断をした大谷にとって、逆境を恐れず前に進むための拠り所の一つになっていたことがうかがえる。

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