ふたつのしるし(幻冬舎文庫)

宮下奈都

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YOASOBIのikuraが、作詞のヒントを得たと語る青春小説

ふたつのしるし(幻冬舎文庫)

宮下奈都

同じ「ハル」という名を持つ二人の男女が、子供時代から大人になるまでをたどる恋愛小説。誰もが心当たりのある思春期特有の「居心地の悪さ」を、丁寧な筆致ですくい取る。

YOASOBIのikuraはRolling Stone Japanの企画「影響を受けた10冊の本」で本作を選出。思春期に誰もが抱える「違和感」や「居心地の悪さ」を否定せず育てることの大切さに気づかされたと語っている。

推薦:YOASOBI ikura(音楽アーティスト)Rolling Stone Japan「YOASOBIが語る、影響を受けた10冊の本」で紹介

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推薦の馴れ初め

楽曲の物語を歌にするというYOASOBIの音楽性の核には、他者の心情を丁寧にすくい取る感受性がある。ikuraはRolling Stone Japanのインタビューで、本作が描く「ハル」という名の二人の子供時代から大人になるまでの歩みに触れ、思春期特有の「居心地の悪さ」や周囲との違和感を、否定せずに育てていくことの大切さを学んだと振り返っている。歌い手として日々多くの物語に声を吹き込むikuraにとって、この小説が描く繊細な心の機微は、表現者としての感受性を養う土壌の一つになっているのだろう。

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