ひらいて(新潮文庫)

綿矢りさ

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女優・原菜乃華が「これは私のことだと思った」と語る、焦燥感を抱えた青春小説

ひらいて(新潮文庫)

綿矢りさ

亡くなった同級生の恋人に惹かれていく主人公・愛の激しくがむしゃらな感情を、綿矢りさ特有の切実な文体で描く長編小説。誰にも言えない焦燥感を抱えたことのある読者の心を強くつかむ一冊。

女優の原菜乃華は、初めて読んだ時に主人公・愛のがむしゃらな激しさに惹かれたと語っている。「どうしたらいいか分からず、生き急いでいる姿が本当にリアルで」「これは私のことだと思った」と、当時の自分と重ね合わせて読んだという。

推薦:原菜乃華(女優)ダ・ヴィンチWeb「あの人と本の話」で、主人公の激しさに「これは私のことだと思った」と発言

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推薦エピソード

原菜乃華がダ・ヴィンチWebの連載「あの人と本の話」で本作を選んだ際、真っ先に語ったのは主人公・愛の焦燥感への強い共感だった。「私も当時は、何に対してなのか自分でも分からないまま、つねに焦燥感に駆られて」いたと振り返り、「これは私のことだと思いました」と発言している。幼い頃から芝居の世界に身を置き、学生らしい青春の記憶があまりないと語る原にとって、行き場のない激しさを抱えた愛という主人公は、自分自身の姿を映す鏡のような存在だったようだ。かつて読んだ時と今とでは本に引いたマーカーの箇所が違うといい、その違いから自身の心境の変化を感じ取っていると語っている。

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