魔の山 完全版

トーマス・マン(佐藤晃一 訳)

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アン・パチェットが『自分に最も影響を与えた一冊』と語り、代表作『ベル・カント』のオマージュ元にした古典

魔の山 完全版

トーマス・マン(佐藤晃一 訳)

スイスのサナトリウムを舞台に、青年ハンス・カストルプが病と思想と時間の感覚に向き合っていく20世紀文学の金字塔。閉ざされた空間での人間観察を通じて、生と死、理性と情熱といった対立する主題をじっくりと描き出す。

作家アン・パチェットはBookBrowseのインタビューで、『自分に最も影響を与えた一冊はトーマス・マンの《魔の山》だった』と語り、自身の代表作『ベル・カント』は『実質的には《魔の山》へのオマージュだ』と明言している。

推薦:Ann Patchett(作家、米国)BookBrowse著者インタビューで『自分に最も影響を与えた一冊』と明言し、代表作『ベル・カント』は本書へのオマージュだと語った

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推薦エピソード

パチェットがBookBrowseのインタビューで語ったところによれば、『自分に最も影響を与えた一冊はトーマス・マンの《魔の山》だった』という。物語の大半がスイスのサナトリウムという閉ざされた空間で展開する『魔の山』の構造は、南米某国の副大統領公邸に人質とテロリストが共に閉じ込められ、音楽を介して心を通わせていくパチェットの代表作『ベル・カント』の舞台設定と重なる部分がある。パチェット自身、『ベル・カント』は『実質的には《魔の山》へのオマージュだ』と説明しており、閉鎖空間に集められた人々の心理変化をじっくりと描くという構造そのものを、マンの古典から受け継いだことがうかがえる。

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