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「カナダのウォーレン・バフェット」が、上司に手渡された一冊との出会いを「回心の瞬間」と呼んだ、バリュー投資の原典

証券分析

ベンジャミン・グレアム, デビッド・L・ドッド

1934年の初版刊行以来90年以上読み継がれ、今も投資家たちの「バイブル」と呼ばれるバリュー投資の原典。割安な株式・債券を見抜く分析手法を体系化し、ウォーレン・バフェットをはじめ数世代の投資家に影響を与えてきた不朽の名著。

Fairfax Financial Holdings創業者・CEOのプレム・ワトサは、1974年に最初の職場で上司から本書を手渡された経験を「ダマスカスへの道(回心の瞬間)」と呼び、バリュー投資家としての自身の原点になったと語っている。

推薦:Prem Watsa(Fairfax Financial Holdings創業者・CEO、カナダ/インド出身)(GuruFocus記事で紹介)

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推薦エピソード

インドからカナダに渡ったばかりだったワトサが、保険会社Confederation Lifeの調査部門で働き始めたのは1974年のことだった。そこで上司のジョン・ワトソンから本書を手渡されたことを、ワトサは後年「ダマスカスへの道」という言葉で振り返っている。これは新約聖書でパウロが回心した逸話にちなんだ表現で、それまでの投資観が一冊の本によって根本から覆されたことを物語る比喩だ。本書が説く「企業の内在的価値に対して割安な価格で株式・債券を買う」という原則は、その後ワトサが築き上げたFairfaxの投資哲学の土台となり、彼はやがて「カナダのウォーレン・バフェット」と呼ばれるまでの存在になった。1934年の初版刊行から90年以上を経てなお、一人の移民青年の人生を変えるだけの力を持ち続けている一冊だということがうかがえる。

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