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ブルース・スプリングスティーンが「最後に涙した本」と明かした父子の物語

ザ・ロード

コーマック・マッカーシー(黒原敏行 訳)

文明崩壊後の荒野を父と息子が歩く、ピューリッツァー賞受賞のポストアポカリプス小説。極限状況における親子の愛と希望を、抑制の効いた文体で描き出す。

ブルース・スプリングスティーンは、自身の絵本『Outlaw Pete』刊行に合わせたニューヨーク・タイムズ紙のインタビュー企画「By the Book」で、「最後に涙した本」として本作を挙げている。長年にわたり幅広いジャンルの本を読み続けてきた彼の読書歴の中でも、特に感情を強く揺さぶられた一冊として紹介された。

推薦:Bruce Springsteen(ミュージシャン、米国)ニューヨーク・タイムズ紙「By the Book」インタビュー(2014年)

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推薦エピソード

このエピソードは、スプリングスティーンが2014年に自身初の絵本『Outlaw Pete』を刊行したタイミングで受けた、ニューヨーク・タイムズ紙の名物コーナー「By the Book」でのインタビューに由来する。同コーナーでは「最近笑った本」「最近泣いた本」といった質問が定番で、スプリングスティーンは「最後に笑った本」としてリチャード・フォード『The Lay of the Land』を、「最後に涙した本」として本作を挙げた。父と息子が荒廃した世界を生き延びようとする本作の物語は、家族との絆や父性をテーマに歌い続けてきたスプリングスティーン自身の作家性と重なる部分が大きく、彼の読書歴の中でも特に感情を動かされた一冊として記憶されている。

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