All Quiet on the Western Frontの表紙
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「5回泣いた」――映画監督エドワード・ベルガーが人生で最も感動したと語る戦争文学の最高峰

All Quiet on the Western Front

Erich Maria Remarque(エーリッヒ・マリア・レマルク、英訳:A. W. Wheen)

第一次大戦の塹壕で理想と幻想を失っていく若きドイツ兵の内面を描いた、戦争文学の不朽の名作。アカデミー賞受賞映画の原作でもあり、「英雄譚」ではない戦争の実相を突きつける一冊。

映画『西部戦線異状なし』(2022年、Netflix)の監督エドワード・ベルガーは、娘から「あなたが一番感動した本は何?」と聞かれた際にこの小説を挙げ、「5回泣いた、これが自分にとって一番感動した本だ」と明かしている。少年期に初めて読み、20代で再読してもなお心を揺さぶられたという。

推薦:Edward Berger(映画監督、ドイツ)(Deadline「'All Quiet On The Western Front' Director Edward Berger Interview」)

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推薦エピソード

ベルガーが本書と出会ったのは少年時代のことだった。その後20代になって再読した際にも同じように深く胸を打たれ、「これが一番感動した本だ」と娘に語るほど心に残り続けたという。自身がドイツ出身の監督であることも大きい――レマルクが描いた第一次大戦の塹壕戦と、祖国の若者たちが理想を信じて戦場に送られ、幻滅と絶望のうちに命を落としていく様は、ベルガー自身のルーツに直結するテーマだった。この「ずっと手放せなかった一冊」への思いが、2022年に自ら監督として本作を映画化するという決断に結びついている。

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