一私小説書きの日乗(角川文庫)の表紙
Kindle エッセイセール対象外

お笑い芸人・大久保佳代子が「安心する」と語る、最後の無頼派作家が綴った飾らない日常の日記文学

一私小説書きの日乗(角川文庫)

西村賢太

芥川賞作家・西村賢太が2011年3月から2012年5月までを綴った日記文学。何を書き、何を飲み食いし、何に腹を立てたか──虚飾のない筆致で自身の生活をあけすけに記録し続けた、平成無頼派作家の異色の連作日記シリーズ第一弾。

お笑い芸人の大久保佳代子は集英社「青春と読書」のインタビューで本書を挙げ、「作家としてはものすごく立派な方なのに私生活はダメダメ。真夜中に急に暴飲暴食をしたりする、そのダメな部分がまた面白くて」と語っている。華やかさとは無縁の日常を描く日記文学に「安心する」と評した。

推薦:大久保佳代子(お笑い芸人)集英社「青春と読書」インタビュー

芸人・コメディアンKindleで見る

推薦エピソード

大久保佳代子は集英社「青春と読書」誌のインタビューで、西村賢太の日記文学シリーズについて独特の愛着を語っている。「作家としてはものすごく立派な方なのに私生活はダメダメ。真夜中に急に暴飲暴食をしたりする、そのダメな部分がまた面白くて」と述べ、芥川賞を受賞するほどの実力を持つ作家の、飾らない――むしろ乱れた――私生活の記録に惹かれると明かした。同インタビューでは西村の作品と並べて板尾創路の『板尾日記』にも言及し、「なんか安心するんですよ。『人の生活ってこんなもんだよな』って、『人間ってこんなもんだよね』って」と語っている。SNSで華やかな日常が可視化されやすい時代において、事件も劇的な展開もない他人の生活記録がむしろ安堵をもたらすという大久保の評は、日記文学というジャンルそのものの効能を言い当てている。

価格・在庫はAmazonの商品ページでご確認ください。

エッセイの他のおすすめ本