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エッセイのおすすめ本

著名人が薦めたエッセイのジャンルの本を、出典付きでまとめています。

Crying in H Mart: A Memoirの表紙
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推薦:Dua Lipa(音楽アーティスト)

Dua Lipaが自身のブッククラブで選んだ、食と家族をめぐる回想録

Crying in H Mart: A Memoir

Michelle Zauner(英語版)

インディーロックバンド「Japanese Breakfast」のフロントウーマンが、韓国系の母を亡くした経験と料理を通じて自分のルーツを見つめ直す回想録。NYTベストセラー1位を1年以上記録した話題作。

Dua Lipaは自身のメディア「Service95」が運営するブッククラブで本作を選書している。グリーフ(悲嘆)と食、アイデンティティを重ねた物語として紹介されている。

出典:Service95ブッククラブの選書として紹介

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推薦:米田肇(HAJIME オーナーシェフ)

大阪の三ツ星シェフ・米田肇が、停滞を打ち破るために手にした芸術論

今日の芸術 新装版~時代を創造するものは誰か~

岡本太郎

1954年刊行、岡本太郎が説く「芸術とは何か」を問う名著。「今日の芸術は、うまくあってはいけない。きれいであってはならない」という根本条件は、創作活動に限らずあらゆる仕事における「型」への向き合い方を問い直させる。

大阪のガストロノミーレストランHAJIMEを営む米田肇は、開業後に「同じ作業の繰り返しを嫌う」という料理人特有の課題に直面した際に本書と出会った。「芸の根源を見つけて心が震えた」と語り、現在の科学とガストロノミーを融合させたスタイルへの転換も本書との出会いがきっかけだったと振り返っている。

出典:ヒトサラマガジン「シェフの本棚」本人インタビューで愛読書として紹介

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妻に捧げた1778話(新潮新書)の表紙
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推薦:カズレーザー(メイプル超合金、お笑い芸人)

SF作家・眉村卓が、末期がんの妻のために書き続けた1778篇の実話。カズレーザーが「アメトーーク!読書芸人」で「15年ぶりに泣いた」と告白した感動のエッセイ

妻に捧げた1778話(新潮新書)

眉村卓

1997年から2002年、闘病中の妻に寄り添い毎日ショートショートを書き続けたSF作家・眉村卓の実話エッセイ。最終話に記した「また一緒に暮らしましょう」という一文まで、夫婦の絆を飾らない言葉で伝える。お笑い芸人・カズレーザーがテレビで「15年ぶりに泣いた」と明かし話題になった一冊。

お笑い芸人のカズレーザーはテレビ朝日「アメトーーク!読書芸人」(2017年)でこの本を取り上げ、「夫婦の絆の美しさが全部詰まってる」「15年ぶりに泣いた」とコメントした。冷笑的な芸風で知られる本人らしからぬ発言が反響を呼び、2004年刊行の本作に新たな読者が集まった。

出典:テレビ朝日「アメトーーク!読書芸人」(2017年)で「15年ぶりに泣いた」と発言

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父の詫び状 (文春文庫)の表紙
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推薦:星野源(音楽アーティスト・俳優)

星野源が文春文庫「秋の100冊」で選んだ、向田邦子が家族の記憶を綴った不朽の名エッセイ集

父の詫び状 (文春文庫)

向田邦子

昭和の家庭の情景と、頑固な父をめぐる記憶を、繊細かつユーモラスな筆致で描いたエッセイの金字塔。何気ない日常の一場面から、忘れがたい人間ドラマを浮かび上がらせる向田邦子の筆力が光る。

星野源は、文春文庫の企画「秋の100冊」の選書として本作を紹介している。ドラマ脚本家としても活動する星野が、テレビドラマの脚本家としても名を馳せた向田邦子のエッセイを選んだ点に、書き手としての眼差しの共鳴がうかがえる。

出典:文春文庫「秋の100冊」企画の選書として紹介

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トットの欠落帖(新潮文庫)の表紙
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推薦:ヒコロヒー(芸人)

芸人ヒコロヒーが「本棚代わりの1箱」で真っ先に挙げたおすすめ本——凹んだ心を「凪の状態」に戻してくれる黒柳徹子のエッセイ

トットの欠落帖(新潮文庫)

黒柳徹子

クラシック・バレエや犬の調教、オペラの演出まで挑戦してきた黒柳徹子が、自らの数々の「欠落」をユーモラスに綴るエッセイ集。芸人のヒコロヒーはBRUTUSの企画で、常にベッド脇に置くおすすめ本としてこの一冊を紹介し、落ち込んだ時に読み返すと気持ちが「凪の状態」に戻ると語っている。繰り返し読むことは「友人に会いに行く感覚に近い」とも話す、ヒコロヒーにとって特別な一冊。

芸人のヒコロヒーはBRUTUS「本棚代わりの1箱」企画で、常にベッド脇に置いている一冊として本作を紹介。凹んだ時に読むことで「心を凪の状態に戻してくれる」と語っている。

出典:BRUTUS「芸人・ヒコロヒーの本棚代わりの1箱」で本人が発言

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家にいるのに家に帰りたいの表紙
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推薦:V(BTS、Kim Taehyung、韓国)

BTS・Vがグラミー関連インタビューで「とても癒される」と紹介した韓国発エッセイ

家にいるのに家に帰りたい

クォン・ラビン(桑畑優香 訳)

家にいても心から安らげない、という現代人の生きづらさに向き合った韓国のエッセイスト、クォン・ラビンによる初めての著作。自己肯定感をめぐる率直な言葉が、世代や国境を越えて読まれている。

BTSのVは2020年12月、グラミー関連のインタビューで本作を読んでいると発言し「とても癒される」と紹介した。

出典:2020年12月のグラミー関連インタビューでの発言をきっかけに日本語版が発売3日でベストセラーとなったとmi-mollet等が報道

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一私小説書きの日乗(角川文庫)の表紙
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推薦:大久保佳代子(お笑い芸人)

お笑い芸人・大久保佳代子が「安心する」と語る、最後の無頼派作家が綴った飾らない日常の日記文学

一私小説書きの日乗(角川文庫)

西村賢太

芥川賞作家・西村賢太が2011年3月から2012年5月までを綴った日記文学。何を書き、何を飲み食いし、何に腹を立てたか──虚飾のない筆致で自身の生活をあけすけに記録し続けた、平成無頼派作家の異色の連作日記シリーズ第一弾。

お笑い芸人の大久保佳代子は集英社「青春と読書」のインタビューで本書を挙げ、「作家としてはものすごく立派な方なのに私生活はダメダメ。真夜中に急に暴飲暴食をしたりする、そのダメな部分がまた面白くて」と語っている。華やかさとは無縁の日常を描く日記文学に「安心する」と評した。

出典:集英社「青春と読書」インタビュー

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They Can't Kill Us Until They Kill Us: Essaysの表紙
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推薦:クエストラヴ(The Roots、米国)

The Rootsのドラマー、クエストラヴが「好きなもの2つが1冊に詰まっている」と評した音楽エッセイ集

They Can't Kill Us Until They Kill Us: Essays

Hanif Abdurraqib

ブルース・スプリングスティーンのライブからヒップホップの名盤まで、音楽という切り口を通じて現代社会の文化と政治を見つめ直す評論家・詩人ハニフ・アブドゥラキブによるエッセイ集。音楽への愛と鋭い批評眼が共存する一冊。

The Rootsのドラマーでプロデューサーのクエストラヴは、ニューヨーク・タイムズ紙「By the Book」企画で自身の歴代お気に入り本リストに本作を挙げ、「自分が好きな2つのもの、ライナーノーツとヒップホップの名盤が1冊に詰まっている!」と評している。

出典:ニューヨーク・タイムズ紙「By the Book」企画での発言

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推薦:羽生結弦(フィギュアスケート選手)

羽生結弦がアイスショー「Echoes of Life」の物語を紡ぐ過程で出会い、著者本人との哲学対話まで実現した一冊

水中の哲学者たち

永井玲衣

「もっと普遍的で、美しくて、圧倒的な何か」を求め、人々と車座になって一つの問いを深く潜るように考え続ける「哲学対話」の実践を綴ったエッセイ集。当たり前だと思っていた世界が、問い直すことで違って見えてくる瞬間を丁寧にすくいあげる。

羽生結弦は、自ら物語を手がけたアイスショー「Echoes of Life」の構想段階で本書に影響を受けたと明かしている。その縁から著者の永井玲衣氏と初めての「哲学対話」を行う機会も実現し、新潟日報など複数メディアが特集した。

出典:アイスショー「Echoes of Life」での言及、著者・永井玲衣氏との哲学対話を新潟日報など複数メディアが報道

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推薦:鈴木保奈美(女優)

女優・鈴木保奈美が「北欧文化への軽い関心」から手に取り、国民性の違いを知る深い読書体験になった一冊

ヘルシンキ 生活の練習(ちくま文庫)

朴沙羅

二人の子どもを連れてフィンランドへ渡った社会学者による、現地の子育て・教育をめぐるフィールドレポート。「母親は人間でいられるし、人間であるべきだ」という視点から、日本社会の当たり前を静かに問い直す。

女優の鈴木保奈美はPrecious「鈴木保奈美さんの愛読書8冊」で本書を紹介し、北欧文化への軽い関心から何気なく手に取ったところ、「フィンランドと日本の国民性の違い」を学べる、想像以上に深い内容だったと語っている。

出典:Precious「鈴木保奈美さんの愛読書8冊を公開!」で本人コメントとして紹介

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推薦:寺嶋良(プロバスケットボール選手、広島ドラゴンフライズ、日本)

広島ドラゴンフライズの寺嶋良が「トップアスリートにも必要な試練への向き合い方」と評したエッセイ

青天

若林正恭

お笑いコンビ「オードリー」若林正恭が、自身の半生や社会への違和感を独特の視点で綴るエッセイ集。鋭い自己観察と、ままならない現実との向き合い方が多くの読者の共感を呼ぶ。

B.LEAGUE広島ドラゴンフライズに所属する寺嶋良は、公式メディア「B.MAGAZINE」の読書特集で本書を紹介し、「トップアスリートにも必要な試練への向き合い方を考えさせられる1冊です!」と語っている。

出典:B.LEAGUE公式「B.MAGAZINE」【夏休み特別企画】B.LEAGUE選手たちの推薦図書(後編)

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