それから

夏目漱石

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又吉直樹が漱石作品の中で「一番好きかもしれない」と語る長編

それから

夏目漱石

親友の妻に想いを寄せながら無為な日々を送る主人公・代助の姿を通して、近代知識人の倫理的葛藤を描いた漱石中期の代表作。『三四郎』『門』と並ぶ三部作の一つ。

又吉直樹はインタビュー「作家の読書道」で、夏目漱石の作品の中でも本作が「一番好きかもしれない」と語っている。18、19歳で読んだ際は難しく感じたが、他の作品を読み進めたあと20歳頃に読み返すと非常に面白く感じたという。

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推薦の馴れ初め

又吉直樹は数々のインタビューで太宰治への愛着を語ることが多いが、夏目漱石についても深い読み込みを公言している。「作家の読書道」のインタビューでは、漱石作品の中でも『それから』が「一番好きかもしれない」と明かしており、最初に読んだ18、19歳の頃は『三四郎』とともに難解に感じたものの、漱石の他の作品を読み進めたうえで20歳頃に読み返したところ、非常に面白く感じられたと振り返っている。一度では掴めなかった作品が、読書経験を積むことで開けていく——又吉自身の読書遍歴そのものを物語るエピソードだ。

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