巨匠とマルガリータ(新潮文庫)の表紙
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ローリング・ストーンズの名曲「Sympathy for the Devil」誕生の裏にあった一冊

巨匠とマルガリータ(新潮文庫)

ミハイル・ブルガーコフ(石井信介 訳)

スターリン独裁下のモスクワに悪魔が現れるという奇想天外な設定で、全体主義社会を痛烈に風刺しながら、芸術と愛と赦しを描き切った20世紀ロシア文学の傑作。死後発表されるや世界的センセーションを巻き起こした。

ミック・ジャガーは2012年のインタビューで、悪魔が人間社会に紛れ込む本作の設定から、ローリング・ストーンズの代表曲「Sympathy for the Devil」の着想を得たと明かした。恋人だったマリアンヌ・フェイスフルから本を贈られて読んだという。

推薦:ミック・ジャガー(音楽アーティスト、英国)2012年のインタビューで「Sympathy for the Devil」の着想元の一つとして本作を挙げたことが複数メディアで報じられている

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推薦エピソード

1968年発表の「Sympathy for the Devil」は、悪魔を語り手に人類の歴史における暴力を歌う異色の楽曲として知られるが、ジャガーは2012年のインタビューで、その着想源の一つが本作だったと語っている。当時交際していたマリアンヌ・フェイスフルからこの本をプレゼントされて読み、黒魔術の教授を名乗る悪魔がモスクワの文壇や社会を混乱させていく物語世界に強い印象を受けたという。恋人からの贈り物がロックの歴史に残る一曲の着想源になったという、音楽ファンにも興味深い逸話である。

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