罪と罰(上)

ドストエフスキー(工藤精一郎 訳)

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Nomaのシェフ、レネ・レゼピが開業直後の極限状態で読み込んだロシア文学の傑作

罪と罰(上)

ドストエフスキー(工藤精一郎 訳)

貧困にあえぐ元学生ラスコーリニコフが、独自の理論のもとに金貸しの老女を殺害してしまう――罪を犯した人間の内面の苦悩と救済を描いた、世界文学史に残る心理小説の最高峰。

世界的レストラン「Noma」のシェフ、レネ・レゼピはニューヨークの書店One Grand Booksの選書企画で本作を選出。「Nomaが開業した頃に読み始めた本の一冊だった。毎晩ソファで力尽きて眠り、仕事から疲労困憊で帰宅し、ストレスでゆっくりと一種の抑うつ状態に沈んでいった」と振り返っている。

推薦:レネ・レゼピ(Noma シェフ)One Grand Booksの選書リストで本人コメントとして紹介

推薦の馴れ初め

レネ・レゼピがNomaを開業した頃は、彼自身が後年振り返るように、極度のストレスと疲労の中にあった時期だった。One Grand Booksの選書企画で本作を選んだ際、レゼピは「これはNomaが開業した頃に読み始めた本の一冊だった。毎晩ソファで力尽きて眠り、仕事から疲労困憊で帰宅し、ストレスでゆっくりと一種の抑うつ状態に沈んでいった」と当時の心境を明かしている。ラスコーリニコフが抱える罪の意識と苦悩に満ちた内面が、レストラン創業期の極限状態にあった若きシェフの心情と重なり合った——一冊の文学作品が、世界的レストランの誕生の裏側にあった逸話である。

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