Kindle 古典セール対象外

村上春樹が20歳で出会い、50年近く温め続けた末に自ら翻訳した「最も親近感を覚える女性作家」の代表作

心は孤独な狩人(新潮文庫)

カーソン・マッカラーズ(村上春樹 訳)

1930年代末、大恐慌下のアメリカ南部の町を舞台に、聾唖の男シンガーのもとに集う孤独な人々の姿を描くマッカラーズ23歳のデビュー作にして最高傑作。出口の見えない孤独を、静かな筆致で描き切った20世紀アメリカ文学の名品。

村上春樹は本作を約20歳の頃に読み、深く心を動かされたと語っている。マッカラーズを「自分が最も親近感を覚える女性作家」と位置づけ、長年温めてきた末に、みずから日本語訳を手がけて世に送り出した。

推薦:村上春樹(小説家)新潮社公式サイトの書籍紹介ページ・訳者あとがきで言及

文学・小説家Kindleで見る

推薦エピソード

村上春樹が本作と出会ったのは20歳前後、作家を志す以前の若い時期だったという。以来、長い時間を経てもその印象は薄れることなく、マッカラーズを自身が最も親近感を覚える女性作家として挙げ続けてきた。多くの海外文学を翻訳してきた村上だが、本作については単なる紹介者としてではなく、長年愛読してきた読者としての思い入れを翻訳作業に注ぎ込んでいる。訳者あとがきでは、マッカラーズの小説世界を「個人的に閉じた世界」であり「マッカラーズ自身の心象世界」だと評し、そこに登場する人々がそれぞれの欠落を抱えながら出口を探し続ける様子に触れている。一人の読者として長年心にとどめてきた作品を、自らの手で新訳として世に出すという行為そのものが、村上とこの作品との関係の深さを物語っている。

この推薦をシェア:XでシェアLINEで送る

価格・在庫はAmazonの商品ページでご確認ください。

村上春樹の他のおすすめ本

古典の他のおすすめ本