砂の女(新潮文庫)

安部公房

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齋藤飛鳥が「好きな作家」に挙げる安部公房の代表作、世界24カ国語に翻訳された不条理文学の金字塔

砂の女(新潮文庫)

安部公房

昆虫採集に出かけた男が、底の見えない砂穴の家に閉じ込められる——。安部公房が全世界に問いかけた不条理と人間存在の極限を描く、読売文学賞受賞の傑作長編。

齋藤飛鳥は「好きな本と作家を3つ」との問いに、好きな作家として安部公房を挙げ、作品として本作を紹介している。不条理と閉塞感を描く物語は、彼女がダークなトーンの作品を好むという読書傾向とも重なる一冊だ。

推薦:齋藤飛鳥(乃木坂46)「好きな本と作家を3つ」との問いに好きな作家として安部公房を挙げ、作品として本作を紹介

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推薦の馴れ初め

齋藤飛鳥は乃木坂46随一の読書家の一人として知られ、「好きな本と作家を3つ」と尋ねられたインタビューで、作家として遠藤周作・安部公房・フランツ・カフカ・貫井徳郎を、作品として『海と毒薬』『砂の女』『外套・鼻』『空港にて』を挙げている。遠藤周作の『海と毒薬』と並べて本作を挙げていることから、人間存在の不安や閉塞感を描く文学への関心の一貫性がうかがえる。『砂の女』は、砂丘へ昆虫採集に出かけた男が底の見えない砂穴の家に閉じ込められ、脱出を試みては阻まれる姿を追う長編で、世界24カ国語に翻訳され、安部公房はノーベル文学賞に最も近い日本人作家の一人と評された。齋藤は読書を特別な行為として構えず「スマホを見るのと同じ感覚」で日常的に本に向き合っていると語っており、こうした純文学作品も自然体で読みこなしていることがうかがえる。

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