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伝記のおすすめ本

著名人が薦めた伝記のジャンルの本を、出典付きでまとめています。

Team of Rivals: The Political Genius of Abraham Lincolnの表紙
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バラク・オバマが「無人島に一冊だけ持っていくなら」と即答した大統領伝記

Team of Rivals: The Political Genius of Abraham Lincoln

Doris Kearns Goodwin

リンカーンが自身に反対した政敵たちをあえて自らの内閣に迎え入れ、南北戦争を乗り越えた統治術を描くピュリッツァー賞作家による大統領伝記。対立を力に変えるリーダーシップ論としても読める一冊。

バラク・オバマは複数のインタビューで「無人島に一冊だけ持っていくとしたらこの本」と明言している。大統領就任前に著者ドリス・カーンズ・グッドウィンと直接会って議論し、政敵を取り込む「チーム・オブ・ライバルズ」戦略を自身の組閣に応用したことで広く知られる。

推薦:バラク・オバマ(元米国大統領)「無人島に一冊だけ持っていくとしたらこの本」と複数インタビューで明言

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スティーブ・ジョブズ Iの表紙
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Boston Beer(サミュエルアダムス)創業者ジム・コックが「持続的なマネジメントに最も重要」と語る決定版評伝

スティーブ・ジョブズ I

ウォルター・アイザックソン(井口耕二 訳)

本人への取材に全面協力して書かれた、唯一無二のスティーブ・ジョブズ評伝。アップル創業からiPhone誕生秘話、経営の極意まで、天才経営者の光と影を余すところなく描き切る。

米国クラフトビール最大手Boston Beer(サミュエルアダムス)創業者のジム・コックは、Forbes JAPAN「米国の経営者が選ぶ『私の愛読書』」で本作を選出し、「ジョブズの妥協なき品質基準は持続的なマネジメントに最も重要」と語っている。

推薦:ジム・コック(Boston Beer/サミュエルアダムス創業者、米国)Forbes JAPAN「米国の経営者が選ぶ『私の愛読書』13冊」で選出

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NHL選手Anthony Beauvillierが「数少ない読んだ本の中で一番」と語るテニス界屈指の自叙伝

Open: The brilliant autobiography of the Wimbledon champion(英語版)

Andre Agassi

幼い頃からラケットを握らされ、テニスを憎みながらも世界一に上り詰めた元世界No.1テニス選手アンドレ・アガシの自叙伝。華やかな経歴の裏にある葛藤を赤裸々に綴った、スポーツ自伝の傑作として高く評価されている。

NHLピッツバーグ・ペンギンズのAnthony Beauvillierは、球団公式サイトの「Getting to Know」特集で、数少ない読んだ本の中で一番のお気に入りとして本作を挙げている。

推薦:Anthony Beauvillier(NHL選手、カナダ)Pittsburgh Penguins公式サイト「Getting to Know」特集で紹介

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成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝の表紙
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柳井正が「これが僕の人生のバイブル!」と自ら「はじめに」を寄せた自伝

成功はゴミ箱の中に レイ・クロック自伝

レイ・A・クロック、ロバート・アンダーソン(野崎稚恵 訳)

ミルクシェイク用ミキサーのセールスマンだったレイ・クロックが52歳でマクドナルド兄弟と出会い、フランチャイズ展開で世界的企業を築き上げるまでを綴った自伝。「チャンスはゴミ箱の中に落ちている」という現場主義の哲学と、年齢を言い訳にしない執念が読みどころ。

ユニクロ創業者・柳井正は日本語版に自ら「はじめに」を寄稿し、「これが僕の人生のバイブル!」と明言している。ソフトバンクの孫正義も本書を敬愛する一人で、日本版には柳井・孫両氏による特別対談や、柳井による経営解説の付録も収録されている。

推薦:柳井正(ファーストリテイリング創業者)日本語版に「はじめに」を寄稿し、「これが僕の人生のバイブル!」と明言

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自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝の表紙
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トレバー・ノアが「その人生にふさわしい一冊」と評した、マンデラ自身の手による自伝

自由への長い道 ネルソン・マンデラ自伝

ネルソン・マンデラ(東江一紀 訳)

27年間の投獄を経て南アフリカ初の黒人大統領となったネルソン・マンデラが、自らの半生と反アパルトヘイト闘争を綴った自伝。理不尽な弾圧の中でも人間性を失わなかった思想と行動の記録。

南アフリカ出身のコメディアン、トレバー・ノアは本作を愛読書リストに挙げ、「彼は自由の闘士・大統領として優れていたのと同じくらい、優れた書き手だった。その激動の人生にふさわしい一冊だ」と評している。

推薦:トレバー・ノア(コメディアン、南アフリカ)自身のお気に入りの本として、「その激動の人生にふさわしい一冊」と評している

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The Autobiography of Malcolm Xの表紙
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Kendrick Lamarが『自分の音楽への向き合い方の根っこ』と語る自伝

The Autobiography of Malcolm X

Malcolm X, Alex Haley

貧困と差別の中で育ち、投獄を経て思想家として自己を確立していったマルコムXの半生を、本人の口述をもとに構成した自伝。アメリカの人種問題を考えるうえで欠かせない一冊として、今も版を重ねている。

ラッパーのKendrick Lamarは、マルコムXの自伝『The Autobiography of Malcolm X』について『彼の思想が自分の音楽への向き合い方の根っこにある』と語っている。10代でこの自伝と出会ったことが、荒れた故郷コンプトンから自身を遠ざけた要因の一つだったとも明かしている。

推薦:Kendrick Lamar(米国)『彼の思想が自分の音楽への向き合い方の根っこにある』と発言し、10代での出会いがコンプトンの環境から自分を遠ざけた要因の一つだったと明かした

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Titan: The Life of John D. Rockefeller, Sr.の表紙
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バフェットの右腕チャーリー・マンガーが「気に入らなかった人を知らない」と評した、石油王ロックフェラーの伝記『Titan』

Titan: The Life of John D. Rockefeller, Sr.

Ron Chernow

スタンダード・オイルを一代で築いた「石油王」ジョン・D・ロックフェラーの生涯を、未公開資料をもとに描いた大部の伝記『Titan(タイタン)』。独占市場を築いた「強盗男爵」としての顔と、巨額の寄付を続けた慈善家としての顔、その両面を丹念な取材で描き出す。英語原書だが、バークシャー・ハサウェイ副会長チャーリー・マンガーが自身のベスト経営伝記の一つに挙げた一冊。

バークシャー・ハサウェイ副会長チャーリー・マンガーは、ロン・チャーナウによるロックフェラー伝記『Titan』について、『これまで読んだビジネス伝記の中でも屈指の一冊』『読んだことがある人で気に入らなかった人を知らない』と評している。

推薦:Charlie Munger(バークシャー・ハサウェイ副会長、米国)バークシャー・ハサウェイ年次株主総会での発言として、複数のメディア・書籍まとめサイトが伝えている

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SHOE DOG(シュードッグ)―靴にすべてを。の表紙
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1日1冊を目標に読む読書家、菊池雄星がナイキ創業者の自伝に見出した「面白さ」

SHOE DOG(シュードッグ)―靴にすべてを。

フィル・ナイト(大田黒奉之 訳)

ナイキ創業者フィル・ナイトが、無一文からスニーカー帝国を築くまでの内幕を赤裸々に綴った自伝。理想と現実の狭間で走り続けた創業期の苦闘が、経営書らしからぬ疾走感のある筆致で描かれる。

MLBの投手・菊池雄星は1日1冊を目標に読書を重ねる読書家として知られ、Number Webのインタビューで自身が薦める12冊のうちノンフィクション部門の一冊に本書を挙げ、「すごく興味があって読んでいます。面白いです」と語っている。

推薦:菊池雄星(MLB投手、日本)Number Web「読書家・菊池雄星が薦める12冊」インタビューで紹介

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或るヨギの自叙伝の表紙
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スティーブ・ジョブズが10代から生涯読み返し、自らの葬儀で参列者全員に配らせた一冊

或るヨギの自叙伝

パラマハンサ・ヨガナンダ(ヴァースデーヴァ 訳)

西洋にヨーガの教えを広めた最初期のインド人指導者パラマハンサ・ヨガナンダが、自らの霊的探求の道のりを綴った自伝。1946年の初版刊行以来、西洋におけるスピリチュアリティのあり方に大きな影響を与え続けてきた一冊で、宗教や宗派を超えて読み継がれている。

Salesforce創業者マーク・ベニオフは2013年のTechCrunch Disrupt講演で、スティーブ・ジョブズの追悼式に参列した際、帰り際に小さな茶色の箱を手渡され、その中に本書が入っていたというエピソードを語った。ジョブズは10代の頃に本書を読んで以来、インド滞在中に再読し、それ以降は毎年1回読み返していたとウォルター・アイザックソンによる伝記にも記されている。

推薦:マーク・ベニオフ(Salesforce創業者、米国)2013年TechCrunch Disrupt講演(Marc Benioff)およびCNN Money報道

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How to Live: Or A Life of Montaigne in One Question and Twenty Attempts at an Answer (English Edition)の表紙
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アンソニー・ボーディンが感銘のあまり、本の中の一節をそのまま腕にタトゥーとして刻んだ哲学者の評伝

How to Live: Or A Life of Montaigne in One Question and Twenty Attempts at an Answer (English Edition)

Sarah Bakewell

16世紀フランスの思想家モンテーニュの生涯と思想を、「どう生きるべきか」という一つの問いへの20の答えという形式で描く評伝。全米批評家協会賞(伝記部門)受賞作。堅苦しい哲学書ではなく、モンテーニュ自身のエッセイの自由さそのままに読み進められる一冊。

料理人でありテレビ番組ホストとしても知られたアンソニー・ボーディンは、本書に登場するモンテーニュの座右の銘「エポケー(判断保留)」に感銘を受け、そのギリシャ語の言葉を自らの前腕にタトゥーとして刻んだことを公言していた。

推薦:Anthony Bourdain(シェフ・テレビ番組ホスト、米国)本人が自身のタトゥーの由来として複数のメディアで言及

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Manchild in the Promised Land (English Edition)の表紙
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ヴィオラ・デイヴィスが「初めて自分の意識に目覚めさせてくれた本」と語る、ハーレムの自伝的ノンフィクション

Manchild in the Promised Land (English Edition)

Claude Brown

1940〜50年代、ニューヨーク・ハーレムの貧困と暴力の中で育った著者クロード・ブラウン自身の少年時代を描く自伝的ノンフィクション。アフリカ系アメリカ人の北部都市への大移動後の世代が直面した現実を描いた古典として、今も読み継がれている。

アカデミー賞女優ヴィオラ・デイヴィスは、本作を「初めて本当に自分の心を揺さぶった本」として挙げ、「いつも、この本が自分を意識に目覚めさせてくれたと言っている」と振り返っている。

推薦:Viola Davis(女優、米国)Bustle誌「Viola Davis Reveals The Books That Shaped Her Life」で紹介

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デイヴ・シャペルが「生涯で一番好きな本」に選ぶ、元奴隷が自らの言葉で綴った自由への記録

アメリカの奴隷制を生きる: フレデリック・ダグラス自伝

フレデリック・ダグラス(樋口映美 編訳)

奴隷として生まれ、独学で読み書きを覚え、ついに逃亡を果たしたフレデリック・ダグラスが自らの半生を綴った19世紀アメリカの古典的自伝。「人間として生きる」ことの意味を、当事者の言葉で問い直す一冊。

コメディアンのデイヴ・シャペルは、2019年のライブ配信特番「The Punchline」でファンからの質問に答える中で、本作を生涯で一番好きな本として選んだ。

推薦:デイヴ・シャペル(コメディアン、米国)2019年のライブ配信特番「The Punchline」のQ&Aコーナーで発言

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小説家・小川洋子が「日記をつけ、作家になる夢を見るきっかけになった」と語る、少女が綴った記録

アンネの日記 増補新訂版

アンネ・フランク(深町眞理子 訳)

ナチスの迫害から逃れ、隠れ家での2年間を克明に綴ったユダヤ人少女アンネ・フランクの日記。極限状況の中でも失われなかった希望と成長の記録として、世界中で読み継がれてきた20世紀を代表する記録文学。

小説家の小川洋子は、少女時代に本作と出会ったことが、自分自身も日記をつけ、いつか作家になりたいと夢見るきっかけになったと語っている。

推薦:小川洋子(小説家)nippon.com「Writer Ogawa Yōko's Stories of Memory and Loss」で言及

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シリコンバレーの哲人投資家ナヴァル・ラヴィカントが「子供の頃のインスピレーション」と語るノーベル賞物理学者の自伝

ご冗談でしょう、ファインマンさん(上)

R.P.ファインマン(大貫昌子 訳)

物理学者リチャード・ファインマンが金庫破り、ボンゴ演奏、悪戯好きの逸話を軽妙に語る型破りな自伝。厳密な科学的思考と自由奔放な好奇心がどう両立しうるかを、笑いとともに教えてくれる一冊。

AngelList共同創業者の投資家ナヴァル・ラヴィカントは、公式サイトの推薦図書リストでファインマンを「物理学者、ボンゴ奏者、画家、冒険家、そして何より自由な思想家」と評し、独立した思考と知的厳密さを日常で両立させている点が子供の頃の自分にとってインスピレーションだったと述べている。

推薦:ナヴァル・ラヴィカント(起業家・エンジェル投資家、AngelList共同創業者、米国)navalmanack.com「Naval's Recommended Reading」で紹介

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